2008/11/10

『水』を感じたLIVE

昨日9日は布木紙楽土にて『森のピアノ・重松壮一郎』LIVEが開かれました。
あいにくと昨日は、午後からも曇り空、急に肌寒くなったせいかお客様の出足も今一つでしたが、
それだけアーティストと観客の近い、アットホームな雰囲気で楽しむことができました。
水の雫のような響きでスタートした即興演奏。最初の一音で空気が変わるのを感じます。
ピアノの音曲という固定観念を覆してしまう演奏です。ベーゼンドルファーもキレイな音を出していました。
祈るように、またピアノの一音一音を慈しむように弾いている姿も印象的でした。
今回、水をイメージした曲が多かったのですが、それは具体的な川の流れや海のような水ばかりでなく、すべての生き物の体内にある水をも含んだ、根源的な生命の素である『水』からのメッセージだと思いました。
つい数日前までオーストラリアへ行っていたそうですが、人柄がにじみ出ているトークでした。
ライブ後もCD一枚ずつ丁寧にサインされていました。
今回は本当にありがとうございました。

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