2009/02/13

讃岐富士に登りました

きのう讃岐富士に登りました。
88STAGEからすぐなので、オープンしてからいつでも登れると思ってたんですが、山頂を仰ぐとすぐに心が折れ、あっという間に5年が過ぎ去ってしまいました。
きのうは気力、体力、天気と3拍子が揃い、またスタッフの間でも讃岐富士の登頂ブームということもあり、思い切って一歩を踏み出しました。標高422mとは言え普段歩きなれてない山道ですから、ハアハア言いながら頂上を目指したのですが、途中すれ違う方たちは、散歩をしているかのように軽々と歩き「コンチハ」と声を掛けてくれました。
頂上では60代?のご夫婦が楽しそうにお弁当を広げていました。この辺に住んでいるらしく軽装でハイキングといった空気を漂わせていました。頂上の「おじょもの足跡」付近から見る讃岐平野は絶景でつくづく讃岐は豊かな土地だと思いました。
毎日、登山している愛好家も多いようで、汗びっしょりのおばさんに、大丈夫ですかと声をかけたところ、何でも直登コースというのがありそこを登ってきたとのことでした。讃岐で恐るべしはうどんだけではないようです。

写真はおじょもの足跡と88STAGEのデッキから見た讃岐富士です。
『おじょも伝説』
昔々、大昔「おじょも」という大男がおったんやと。このおじょもは山を造るのが得意で、日本中を歩きながら山をつくっておったんやと。「讃岐の国にも、山を造ろうか」と瀬戸の海をひとまたぎ。「むすびのようにけっこい三角の山を造るぞ」とそおっと土地を落としてできたんが讃岐富士と呼ばれている飯野山なんや。「この飯野山が一番のええ出来じゃ」と眺めているうちに、おじょもは小便がしとうなったんやと。できたばかりの飯野山と琴平の象頭山(大麻山)に足をかけて、「しゃー」いうて大雨のような小便をしたんや。すると、たちまち大きな川ができて、それが今の土器川になったんや。そやけん、飯野山には足をかけた時の足跡が、今もちゃんと残っておるやろ。

ため池もそのときにできたんですかね?

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